木ノ根神社
木の根さん「への子松」について
老松銘木数あれど松根変じて男根を型作るもの数なし。
「木の根さん」「への子松」と称えられて大病を煩ひ、丑の時参りをするもの。
誓詞を捧げて祈念を仰ぐもの。夫の不義を知って祈念するもの。陰茎の役立たざるを嘆いて祈念を頼むもの。子授、寝小便、脱腸を祈祷して後利益を受けざるものなし。
北は北海道より南は九州。外国人すら訪れ、造化に妙るる自然の不可思議なるに驚嘆せざるものなく、明治の初年ご神助を受けたるもの相謀り、此処に小祠を建て、これを祭る。
以来、御神徳の宏大なるを知って、陰部の強健と病気(腰より下の病気)の平癒を祈って御神助にあやからんと訪れ、参拝するもの日ごとに多し。 ここに神社の略歴を記して参拝者の信仰を高めんとす。
例大祭 四月十日